佐藤美那
4人の子育てをしながら、農業をしていました。日々のイライラNI耐えるのが苦しくなり、ブレインアップデートを学びました。脳と心と体をアップデートしたことで、日々イライラを手放すことができるようになりました。
今は、大好きな動物の勉強も始めることができ、アニマルコミュニケーションもできるようになりました。
このブログでは、イライラを手放して楽しく生きられるようになってきた私の方法を記録しています。

過去の人間関係の悩みを、手の平の上で再現。ゼロ化でニュートラルに戻してあげたら、二人を統合できました。

手の平の上でゼロ化、8の字

今日はお母さんとお義母さんに心を開くというテーマで自分を解放してみました。

理由は、YouTubeで自分の顔出し動画を公開することで、人間関係で苦手意識があった人たちに今の自分を知られるのが怖いという感情が浮上したからです。

ゴール設定は、「YouTubeで自分の顔出し動画を公開できる」ことです。

どのように解放していけばいいかよくわからなかったけれど、やれることを思いつくままやっていったら、不思議な感覚を体験したので、ここに残します。

長くなったし、うまくまとめられず、上から下まで順に書いていきました。

ブレインアップデートを習っていない方にはよく理解できない部分もあると思いますし、個人的な思い出の解放なので面白くないかもしれません。すみません。

もし、さーっと読み飛ばして、ふと目に止まるところがあったら、そこだけ読んでいただければ、きっと読んで下さる方に共鳴したところだと思います。

目次

ブレインアップデートの色々な技術を使って、自分のネガティブ感情を解放

まず、「慢性的な苦痛に伴う態度15段階(コロナアレンジ)」という資料をもとに、筋反射をとったところ、第6段階で反応が変わりました。読むと、健全な態度の方は「こんな時だからこそパートナーや家族と本質的に話す。」と書いてあります。それに対応する、慢性的な苦痛に伴う態度は「パートナーや家族との関係でも心を閉ざす」とありました。

なんとなく、ピンときました。
そうだった。私、心を閉ざしているんだった。
そうやって、自分を守ってきたんだ。
そんな気がしました。

でも、健全な態度は本質的に話すということなので、次は、心を開いてみようと試みました。

「心を閉ざす」という時、田仲真治先生は、「心を開く、心経」を流しています。自分でもやってみました。すると、急に息が詰まって、心経の詰まりを感じました。心経が、流れない感覚。

心を開きたくない。心を開くのは怖い。涙が出ました。
自分が心を閉ざしているのを強く感じました。

一度、心経を流すのを止め、自分が抵抗している、ということを感じてみました。
心を開きたくない。心を開いたら危険。心を閉ざしておかないと。流れる涙はそのまま流します。
心が傷つかないように、守らないと。
こんな感覚。
そうだった。昔自分はそうやって自分を守ってきた、これを十分思い出したところで、またゆっくり心経を流します。今度は、しっかり感情を感じ切ったので、だんだん心経も流れ出しました。

さて、次は何をやってみようかな、と思った時、思い浮かんだのはセルフリフトアップセラピーです。

自分を自己否定しているというセルフイメージを筋反射で見つけていくと、1で反応があります。自分で自分に読み聞かせます。

この瞬間ひどくひどく脅かされた気分です。私にとって必要なことも私が望んでいることも私が考えていることも私が言っていることもお母さんたちにとっては全く重要では無いのです。

そう。私はそう思ってきたんだ。

左の頬を下げながら。

私が小学生の時、体の成長に戸惑って相談しようと話しかけた時も、お母さんにとっては全然重要ではなかった。私がキャンプボランティアに参加したいと言った時もお母さんにとっては全然重要ではなかった。私が外反母趾が痛いって言った時もお母さんにとっては全然重要ではなかった。私がオーストラリアにワーホリに行きたいって言った時も全然重要ではなかった。私が海外で仕事したいって言った時もお母さんにとっては全然重要ではなかった。

お母さんにとっては、私は重要な存在ではないのです。

義理の母に対しても。私がイベントでの野菜販売を終えてから帰ってきて野菜採ろうって言った時も私の言ってることなんか全然重要ではなかった。私が子育てに対して、こう思う、こう思うと言っても重要な考えだと思われなかった。私の考えなんて、お義母さんにとっては重要ではないのです。

これは、ブレインアップデートの中のある文章に、私の状況を当てはめてオリジナルの文章にして自分に読み聞かせたものです。

これをじっくり味わいます。

私の頭の中で、このセルフイメージ、セルフトークが繰り返し再生されていたのです。

そうだ。お母さんは私の話を聞いてくれないと思っていた。お母さんは私が大事じゃないんだと思ってきた。何回も悲しいって思った。悔しいって思った。聞いて欲しいのに聞いてくれない。もうお母さんに心開かないって、自分に何度も言い聞かせてきた。
そうやって、自分が傷つかないように心を守ろうとしてきた。

お義母さんにも、私の思いを話しても、受け入れてもらえないと感じたんだった。お義母さんの経験に基づくやり方が絶対で、私は間違ってる。話し合っても無駄。そう思って、心を閉ざしたんだ、多分。優しい人だけど、なんでも完璧な人だから、きっと私の考えなんて重要じゃないと思われてる。かといって、素直に聞き入れることもできない私。

ここで、本当にそうだっただろうか、実際にその場面を再現してみようと思いつきました。

手の平の上で小さな二人に話させます。思考をゼロ化してあげながら会話を助けました。

手の平に、小さなお母さんと当時の小さな私を乗せてみた。
小さくすることで、当時の状況を客観的に、冷静に見られる。

小さな私が「お母さん」って言うんだけど、お母さんは手の平の上で後ろを向いている。あれやらなきゃ、これやらなきゃって考えているみたいで、忙しそう。私はそんな忙しそうにしているお母さんには全然気づいていない。自分が話そうとしていることで頭がいっぱいみたい。

これでは会話ができないだろうと、手の平の上の小さなお母さんの思考をゼロ化してあげました。
すると、頭がクリアになったお母さんは、小さな私の呼びかけに気づきました。
小さな私は、自分の悩みをお母さんに話すことができました。
お母さんは、私の話を聞いてあげています。自分の成長に戸惑う私の話を聞き、成長を喜んでくれました。自分の気持ちを聞いてもらえた小さな私は満足しました。

二人の上で、私は8の字を描きました。
小さなお母さんは小さな私を抱きしめました。二人はほっとしています。

その二人を私は胸の中にしまいました。あたたかい。

イメージの中でやったことですが、当時の状況が客観的に見られました。

お互い自分のことで頭がいっぱいで、相手の話が聞ける状態ではありませんでした。
当時はそんなことに気づきませんでした。

今は、思考をゼロ化する方法を学んだので、使ってみました。
やっぱり、あれやらなきゃとか、心配事とかを一度ゼロにすることで、二人とも頭がクリアになって純粋に会話ができました。

普段の会話でも、頭の中のごちゃごちゃが邪魔してうまく会話できていない場面にゼロ化メソッドが役に立つ。
イメージワークの中でも役に立つ。

思考のゼロ化メソッドの新たな活用法を見つけました。

さて、一つ一つの状況でやっていきます。

次は、中学生の私。
部活を頑張っていた時。足の外反母趾が痛くなったから相談したこと、ジャージを買って欲しかったのに買ってもらえなくて恥ずかしい思いをしたこと。試合に送ってもらえなくて一人で自転車で行って大変だったこと。そんなことを伝えようと思います。

手の平の上の小さな私。
もう一人、小さな母。

お母さんは、自分の仕事のこと、海外旅行のこと、自分の習い事のことを考えているようです。自分に集中して、自分を楽しんでいる様子。

どうやら私は、そんなお母さんに、自分の要求をするのを遠慮しているようです。
私のもじもじしている状態をゼロ化してあげます。
お母さんも、とりあえず今は考え事をゼロ化します。

ニュートラルで落ち着いて向き合った小さな二人。

小さな私は、言いたかったことを伝えました。母は、一つ一つ聞き、どうしていこうか考え伝えました。ジャージひとつ買うくらい、きっとできたと思います。私は、うちはジャージも買えないほどお金がないのか、でも海外旅行には行くのか、と思ってきました。母の価値の優先順位がそうなっていたのですね。落ち着いて会話させてあげられてよかったです。8の字を描き、一体化させ、胸に戻します。

当時は思考をゼロ化させることは知りませんでした。今、知れて、このタイミングで解放できてよかった。

次は、大学生の私。
自分がやろうとしたことをお母さんに反対されて怒っています。
また二人を、小さくして手のひらに乗せてみました。

自分のことしか考えていない私。ワクワクしている私。
遠くに離れて暮らす母。私を心配して過ごしている様子。

二人に会話をさせてみました。

私は大学生になってから、母に全然自分のことを話していませんでした。
母は、私を大学に行かせてくれたので、私がちゃんと勉強しているだろうか、試験はちゃんと通っているだろうかと気にしている様子です。

そこへ突然私からの連絡です。
「今度キッズキャンプの学生ボランティアに行くんだ。」
私は楽しそう。お母さんはポカンとしています。
何それ?たまに連絡してきたと思ったら。勉強はちゃんとやっているの?遊んでいるの?それはどんな人たちがやってるところなの?ちゃんとしたところなの?
心配性のお母さんの中で、心配が膨らんでいきました。
もともとそういうタイプの人で、離れている分余計それが強くなったのかもしれません。

手の平の上の小さな二人の、温度差が違いすぎました。

そこで、上から見ていた私は、まず、小さな私の興奮状態をゼロ化しました。
次に、小さな母の心配事をゼロ化しました。

これでやっと、二人がニュートラルに落ち着いて、会話が始められます。

私は、「今まであまり連絡しなかったけど、楽しくやってるよ。小学校の先生になるために、人間性を豊かにしようと思って、いろいろボランティアに参加してるんだ。」
今度はちゃんと、前後の説明もできたようです。
母は、私の元気そうな報告にほっとしています。

会話も通じたところで、私はまた、8の字を描きました。
小さな二人が一体化したところで、そっと胸の中に戻しました。

オーストラリアにワーキングホリデー行きたいって言った時も、結局反対されたからやめちゃった。これも、突然報告されたお母さんがびっくりしたんだろう。ゼロ化メソッドでお互い落ち着いて話し合えれば、安心して不安を感じ、一つ一つコツコツ準備できただろう。英会話を勉強し直すとか、事故の時どうするかを調べておくとか、説明会に出て質問するとか。興奮したらゼロ化で落ち着いて、不安が出たらゼロ化で落ち着いて。脳に空き容量を作って、今できることを選択していく。

あの時はできなかった。でもそのおかげで今この学びができている。

過去の自分は癒すことができた。

これからに生かそう。

今度は、私とお義母さんを乗せてみた。

私はイベントで野菜を販売しに行くので浮かれている。もりもりがんばって重たいカゴをいくつも運んで、鼻息も荒く興奮して楽しんで、ウキウキして、頑張って、オーバーエネルギー状態。その状態で人とも話してきているし、興奮して楽しんで、車で帰ってきた。そのオーバーエネルギーのまま、また畑に出て行こうとしている。

おかえりって、冷静に見ているお義母さん。まず休みなって声をかけてくれた。優しいと思ったけど、やる気に満ちている私の耳になんか入っていない。

手の平の上の二人の温度差の違い。

私のオーバーエネルギーをゼロ化で落ち着かせました。
ゼロ化でバックアップした私のエネルギーはホカホカあったかい。この意欲は箱に入れてとっておいてみた。

お義母さんは、農業の経験が長い。農業は、毎日続けることが一番大事。頑張りすぎて、次の日向かえませんでした、ということではやっていけないんだよ、と教えてくれました。今日茄子が10個なります。明日も10個なる。明後日も10個なる。毎日。今日エネルギーを使い果たしちゃうと明日の10個とらない事になる。するとその次の日は20個なってることになる。取ったり取らなかったりするとそうなっていっちゃう。毎日コツコツやるためには一日にやりすぎない、同じペースで続けられるようにすることが大事。どこかでハイペースになったりするとその次はばてる。常に真ん中を行く。良い時も10個。下がってる時も10個。とにかく同じペースを続ける。それが長く続けるっていうこと。それがコツコツっていうこと。

私にそういうことを伝えてくれようとしていたけど、私は鼻息荒くオーバーエネルギー状態で全然入ってきてないし、経験も知識もなかったから素直に聞き入れることはできなかった。
お義母さんも、そこまで細かく言葉で言ったわけじゃない。
一人っ子のお義母さんと中間子の私だから。
説明して欲しい私と、マイペースで楽しいこと優先のお義母さん。
「休みな」の一言に、私なりの解釈を加えたらこうなった。

手の平の上での会話を見ていて、上から見ていた私は思った。

今ならわかる。潜在意識やオーバーエネルギー、アンダーエネルギーなどを学んだから。

でもこの時の絶好調の私には、多分同じ話をしても理解できなかったと思う。ゼロ化をしたとしても。
案の定、こうやってことあるごとにオーバーエネルギーで頑張り過ぎては、しばらくダウンする、という仕事形態を続け、うまく農作業が回らなくなっていってしまった。
教員時代の仕事の仕方もこうやってできなくなっていった。
同じパターンを繰り返していたのに、気づけていなかった。

この失敗は私にとって、必要であったし必然であった。この失敗を経なければ私には理解することのできない世界だった。失敗して、どうしようも無くなって、学ぶまでは。
コツコツやるっていうこと。潜在意識はコツコツやるとそれが習慣化していくっていうこと。
お義母さんに近道を教えてもらっていたのに。
教員時代も周りが散々教えてくれていたのに。
あの時の自分は全く聞く耳が持てず、素直に受け入れることができず。
身をもって、失敗を実感し、苦しさを味わい、自ら学びを選択し、ここまで受け入れられるところまできた。

お義母さんにとっての最高価値は、農業。長く続けるためのあらゆる工夫をしているし、経験豊富。楽しそう。

私はそれを観察した。

相容れないものに感じたお義母さん。お義母さんと私は価値観が違うと思ったけど、8の字を描いているうちに気づいたことがあった。

同じだってこと。

私の最高価値は、子供。「お母さん」という役割はずっと続く。最初だけがんばりすぎて、重くても我慢して抱っこすると後で腱鞘炎になる。赤ちゃんといえど、遊ぶのに体力を使う。赤ちゃんが寝た時に無理して家事などすると、次赤ちゃんが起きた時一緒に遊べなくなる。私は、疲れたらちゃんと休む、重かったら無理しないで置く、他の人にお願いする。そうやって私が私を保ち続けることを最高価値にしているし、最優先にしてやっていた。おかげで4人の子育てを8年間続けている。私にだってやれていた。

私にも同じところがある。私にもできてる。私はそれをわかってる。自分の価値の優先順位の中ではわかってた。でも野菜に関して私はそこまでの価値の優先順位がなかった。お楽しみでオーバーエネルギー。それが終わるとアンダーエネルギーになる。

それぞれ違う分野だけど、コツコツ続けてきた。
私はお義母さんを尊敬している。感謝している。憧れている。
自分にもその要素があると知れた。
萎縮してきた、それが苦しかった。
萎縮。それは、自分にもある要素。
それに気づいた。
分野が違ったから気づかなかった。
同じ手の平に乗せてみて、同じサイズにしてみて、8の字で統合してみて、やっとわかった。

体を使って体感すると、納得できる。
頭の中だけで考えていると気づかなかった。

ブレインアップデートの、脳と心と体、という考え方の深さを実感した。
本当に、考えてもわからなかったことが、今日のセルフワークでも自分の腑に落ちた。

もう、心経のつまりはなくなっていた。
スッスと流れた。

心の深いところの蓋を、経絡を流すことで開けることができた。
思い出さないようにしてきた思い出を、わざわざ手の平の上に引っ張り出して、見つめ直した。
ワークを駆使して一体感を得られるまで丁寧に解放した。
細かいけれど、一つ一つ、思い出したものは全部、いちいち手の平劇場で喋らせ統合していった。
やっぱりどれも状況が違っていて、私にとっては、全てやれて良かった。
心の悩みの解放にもなったけど、今の人間関係にも役に立てられる学びにもなった。

結構体力、気力を使った。
午後は昼寝を長くした。

YouTube公開はまだです。
動画は撮り溜めました。
明日また、公開できるかを自分に聞いてみます。
ブレインアップデートで子育てが楽しくなったこと、生活が楽しくなったこと。
穏やかに、幸せに過ごせるようになったこと。
過去のギフトを受け取れたこと。
こういった経験を、人の役に立てられるように。
人の役に立てて、自分の豊かさとなって返ってくるように。
その仕組み作りの真っ最中。
どんどん進めていきたい。
でも今日は解放で精一杯。

今日はここまでです。
うまくまとまらないけれど、ブレインアップデートで習ったことを自分に生かし、過去の傷を癒せたことは大きかったです。
今の家族、生活、自分に、じわじわいい影響が出てきています。
今日の解放もきっといい影響が出ると思います。
ここにまた記録していきます。

今日も最後までお読みいただいた方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました。

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