私は、国際ブレインアップデート協会会長田仲真治先生主催のブレインアップデートという講座を受講しています。
ブレインアップデートでは、脳と心と体を統合して、人をニュートラルな状態に戻し、その人本来の生き方を送れるようにする、ということを学んでいます。
キネシオロジーという、筋反射を取りながら体からの答えを聞く、というのが大きな特徴です。
その時に、様々な資料を使っています。
田仲先生が30年以上、ご自身でも研究され続けて、世界中のさまざまな手法を、よりシンプルに、より汎用的に改良されたものを、私たちは学ばせて使わせていただいております。
田仲先生は、ご自身でも進化をし続け、いつでも新しいことにチャレンジされ、講座内でも新しい内容をどんどん取り入れて下さっています。
私たちは一生懸命ついていって、学びを楽しんでいます。
さて、今回は、その中のプログラム、ブレインアップデートファスティングについて、紹介します。
やり方は簡単な説明にします。
私の記事では、その期間中に気づいたことを、自分の記録として残そうと思います。
ブレインアップデートファスティングとは
ファスティングとは、断食のことです。
ブレインアップデートでは、食事を断つことと組み合わせて、自分が依存的になっているもの、断ち切りたいものをゴール設定して、そこを目指して行います。
身体的な悩み、
人間関係の悩み、
ついついいつもの思考パターン、
お金のパターンなど、
あらゆる面で問題を浮上させます。
それを筋反射で調べていき、「慢性的な苦痛に伴う態度15段階」のどの段階に自分が陥っているのか調べます。
それぞれの分野で浮上させた問題は、関連し合っているものがあり、それらをまとめていきます。
そして、健全な態度での姿をゴールに思い描きます。
ゴール設定したら、断食を始めます。
復食→断食明けの食事も大切です。
筋反射を取りながら、体の声を聞きます。
今の自分に合った食べ物は、自分の体が知っています。
それは、その時の体調によっても違うし、人によって違います。
自分の軸を整えながら、筋反射が取れるように練習もしました。
断食をしたことで、体の感覚が鋭くなりました。
今回のファスティングで気づいたことは、
お腹が空いた時についやりたくなることが、まさに今までの依存的な行動パターン、思考パターンなのだということです。
これを、ゴール設定を思い出しながら、向き合っていきます。
食べ物に依存して感情を感じなくさせていたものを、食べ物を断つことで、しっかり感情を感じ切る。
感情を感じ切れば、今まで問題だと感じていたことが、課題に変わったり、いつの間にか乗り越えられて気にならなくなっています。
以上が、ブレインアップデートファスティングの簡単な私なりの説明です。
私はこの期間中、色々なことに気づくことができ、とても有意義に過ごしています。
今日はその中で、ぜひまとめておきたいと思った、
「コーヒーに隠された私の思考パターン」を書きます。
コーヒーが隠してくれていたもの
私はコーヒーを毎日飲んでいました。
1日2〜3杯。
飲まないと決めると、飲みたい時飲めないので、様々な感情が浮上し続けました。
今までは、これらの感情が浮上し切る前に、コーヒーを飲んで感じなくさせていたようです。
それでは、どんな時に飲みたくなっていたのかと、その時の感情です。
- 朝起きてすぐ
- 旦那が仕事に出かける時
- 自分が外出先から帰宅した時
これらの感情について、私が感じないようにしている感情を調べるために、エニグラム回避パターンを筋反射で見つけました。
これは、ブレインアップデートの中で使用されている資料を参考にさせていただいております。
すると
- 必要を避ける(2番)
- 苦痛を避ける(7番)
- 怒りを避ける(1番)
と出てきました。
それぞれ具体的に掘り下げました。
朝起きてすぐ→必要を避ける
- 他の人を自分に依存させようとする傾向がある。
朝は、旦那が私にコーヒーを淹れてくれます。
毎朝必ず淹れてくれるのですが、私は飲みたい時とそうでもない時があります。
でも、せっかく淹れてくれたのだし、飲もうと思って飲んでいます。
私が美味しいって飲むと、旦那はとても喜んでくれるので、旦那が喜んでくれることも期待しています。
私はこれを読んで、旦那に必要とされることを期待して飲んでいたことがわかりました。 - 自分のことを考えるならそれは利己的なこと
私が飲みたい時は飲んで、そうでもない時は飲まないなんて、せっかく淹れてくれた旦那に対して利己的である。
旦那を助けるために、喜んで自分を犠牲にする。
という表現は大袈裟ですが、自分が飲みたいかより、旦那の反応の方を優先していたようです。 - 自分の必要なことに関心を持つなんて、自分勝手で悪徳だと思いますが、実際のところ手助けするのは、相手を操って、自分を愛し評価してもらうための方法なのです。
私は、せっかく淹れてくれた旦那のことを思うと、自分が飲みたいとか飲みたくないとか思うことは悪徳だと思っているようです。しかし、実際は、そうやって喜んでもらうことで私を愛してもらおうとしていたのです。
自分へ愛を向けてもらうためのコントロールを見つけました。 - 直接頼むことはほとんどありませんが、間接的に他の人が与えたくなるようにさせるのです。
確かに、「淹れて」とは言いませんが、入ってない時に「ないね」と言っています…
まさしくでした。
人を操作する自分に気づきました。 - 「したことに見合うほどには感謝されない」と怒りをもっている。私がコーヒーを淹れてもらっておきながら、感謝されないというのは変な感じですが…
あなたを喜ばせるために飲んだのよ、感謝して、と思っているのでしょうか。
自分のことながらすごい表現だなと思いました。
でも、恥ずかしながら、そう思う傾向は大きな納得感です。
コーヒーを淹れてくれている旦那の愛に、素直に感謝したいと思いました。
こうやって、項目ごとに当てはめて見ていったら、それを手放して素直な愛情のコミュニケーションをとっていこうと思えました。
旦那へ。
毎朝コーヒーを淹れてくれてありがとうね。
美味しくいただくこともあるし、今はいらないかなと思う時は、あなたが飲んでくれているんだよね。
あなたは私が喜ぼうが飲まなかろうが、いつも変わらぬ愛の対応をしてくれています。
本当に、愛してくれてありがとう。
私も愛してるよ。
コミュニケーションの取り方を変えていけます。
この気づきに感謝です。
旦那が仕事に出かける時→苦痛を避ける
- 楽しいと感じると、痛いことから守られると考えます。
私はお父さん子だったので、結婚する時もお父さんのように守ってくれる人を求めていたように思います。
また、ずっと一緒にいられることを望んでいたので、農業がぴったりで、子供を産む前はいつも一緒に仕事に出ていました。
嬉しくて、楽しくて仕方なかったです。
それが、子供が生まれてからは私が家に残ることが増えました。
「行ってきます」がすごく嫌いで、「行ってらっしゃい」が言えませんでした。
何にイライラしているのか分からず悩んでいました。
でも、これでした。
一緒にいることが私にとって楽しいこと。
楽しむことで痛みを締め出すことにかかっていたようでした。 - 楽しくしている事は美徳で、悲しむこと、悲観的になる事は間違いです。
旦那と一緒にいることが楽しいというのはいいのだと思います。
でも、その反対の、悲しむこと、悲観的になることを、間違いだと、受け入れられていなかったのですね。
旦那が私を置いて出て行ってしまうことが、私の中で受け入れられていなかった。
でも、離れるからこそ、その間お互いどう過ごしていたかを夜は話していました。
夜の話は楽しいです。
一緒にいることも、離れてまた会えることも、両方楽しめたらいいのです。 - 楽しかった過去や希望に満ちた未来について考えます。そして今起こっている辛い出来事を否定します。
これは、陰陽の考え方で言うと、陽に偏っている状態のようです。
物事の陰陽は総量として同じだけあります。
夜は静かに休み、朝が来たら喜べばいい。
冬は栄養を蓄え、夏に活発に動けばいい。
今辛いなら、学べばいいし、休めばいい。
今まで否定していたことを、明確に捉えられたことで、手放せます。
これからは、旦那が出かけてしまう寂しさを、コーヒーで紛らわす必要はありません。
行ってらっしゃい、帰りを待ってるね、と伝えればいいですね。
その間に自分に集中して、成長することに夢中になればいいですね。
自分が外出先から帰宅した時→怒りを避ける
- 完璧でいる必要を感じ、自分に対して辛辣です。
外出先で、完璧を求め、自分に辛辣なのですね、私は。
車に乗っていても警察官にビクビクしています。
社会のルールに反することを恐れて、自分をその中に完璧に合わせようとしているのですね。 - 外側で正しいことをしているときにだけ、人生をあるべき姿で生きていると思うことができます。
社会のルールに完璧に従えている時にだけ、人生をあるべき姿で生きていると思えるなんて、私は真面目だったのですね。
きっと外出するたびその息苦しさがあったので、コーヒーでリラックスしなければならなくなっていたのですね。 - 「人によって定められた完璧」というものの基準に閉じ込められていて、自分や他の人が物事を正しくやらなかった時は悩みます。あるべき姿のために行動が支配されます。
ここでハッとしました。
社会のルールと私が言っているのは、「人によって定められた完璧」ですね。
私の心の声、体の声は、そこには反映されていません。
人が定めたルールに従うことのみを行動基準にしていては、自分が押し殺されてしまいますね。
社会のルールを守ることはもちろん大事なことです。
しかしその中でも、自分の声を聞く時間を自分にとってあげること、自分のリラックス方をもっておくことが必要ですね。一日中外の基準に完璧であろうとしていたから、夜帰ってきた時に、コーヒーでリラックスしてその感情を感じさせなくしていたようです。 - 本当の自己の姿。自分や他の人をそのままの姿で受け入れること。
先日、提出物を期限内に出せなかった事件がありました。
私は期限が守れなかったことを責めました。
自分のことも責めたし、旦那のことも責めました。
しかし、期限が過ぎてしまった時の私たちの対応からも、新たな気づきがあったのです。
結果的には、その感情が浮上したことの恩恵を受け取れたのです。
相手にはご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。
しかし、このことをそのままの姿で受け入れること。
責めたり悲観的になることではなく、素直に反省し、改善すること。
そして、このことからの学びには感謝すること。
そうやって、丸ごと受け入れる練習をしていきます。
外側のルールに従うことを求め過ぎて、疲れをコーヒーで感じさせなくさせていた。
そんなことはしなくていいと、わかりました。 - 本当の完璧さというものは、人が絶えず次の姿になりつつあるプロセスの中にある。
完璧を求める、その完璧とは何かの認識が変わりました。
人が絶えず次の姿になりつつあるプロセス。
先程の例で言うと、
提出期限に間に合わなかった私。
そのことに対応した私。
そのことを乗り越えた私。
そのことを反省した私。
その反省から新たな学びを得た私。
こうやって、次の姿人なっていったプロセスが見えました。
これが本当の完璧だというのですね。
だとしたら、今起きていることの全てが常に完璧です。
何も責めることはありません。
コーヒーで紛らわさなければならないストレスは、認識が変わって、ゼロになりました。
思考習慣がついているので、すぐまた外で緊張するかもしれませんが、一度気づいたので、また静かにリラックスして自分の声を聞けると思います。
以上が、私が気づいた、コーヒーが隠してくれていた感情でした。
私は、牛乳にインスタントコーヒーの粉を溶かして飲むのが好きです。
おいしいお気に入りの牛乳があって、それがおいしいです。
そのコーヒーを飲むことで、リラックスできます。
でも、ファスティング中飲まなかったことで、コーヒーを飲むタイミングに規則性があることに気づきました。
それを丁寧に書き留めているうちに、この気づきに至ったのです。
気づけてよかったですし、つかんでいる必要のない感情、思考パターンでした。
これで手放せます。
ストレスを溜め、それを感じさせなくするためのコーヒー。
そんなの、コーヒーが可哀想です。
おいしいコーヒーを、純粋に楽しめるようになれそうです。
それに気づいてから、実は少しコーヒーを飲んでみたのです。
すると、コーヒーの味が、しました!(笑)
今までは、コーヒー美味しいと思っていたとは思いますが、それより、飲みながらイライラしている自分を感じていたような気がします。
今日は、コーヒーを純粋に楽しんで味わうことができました。
頭の中が静かで、心が静かでした。
この気づきは、人それぞれ違うと思います。
ぜひ、気になった方は、自分の回避パターンを調べて見て下さいね。
そして、感情を感じさせなくするためのコーヒーではなく、美味しく味わうコーヒーを飲まれて下さいね。
もし、ご自身で見つけるのが難しい方は、私がお手伝いできることがあるかもしれません。
ぜひ、公式ラインへコメントを下さい。
また、ココナラのサービスからお申し込みいただきましても、喜んで対応させていただきます。
思考、感情をゼロ化できます 頭の中のぐちゃぐちゃをスッキリさせましょう
それでは、長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 別記事に書きました。 […]