まだまだ。もっともっと。焦りと不安
今、ブレインアップデートのさまざまな技術が身について、それで人に貢献してビジネスにしていけるかもしれないと思えるようになってきました。
アニマルコミュニケーションも、練習の成果が出るようになったので、人のペットちゃんとお話しして、飼い主さんに喜んでいただけるビジネスが見えてきました。
それらを具体的に形にしていこうという段階に入った時、自分の中で前に進む時に壁を感じ始めたところでした。
目の前のことを一歩一歩やっていこう。
頭ではそう思っているのに。
そう習ったから、自分を安心させながらやっていこうとは思っているのに。
やっぱり焦りと不安が出てきます。
今、何をすればいいのだろう?
こんなことしていていいのかな?
これで本当にやっていけるかな?
ネガティブな感情が浮上した時は、それに向き合うという習慣が、今は身についています。
今回も、ブレインアップデートの勉強会で、早速お聞きすることができました。
今までは、自分に対して、「何をやっても、自分はまだまだ。」「もっとやらなくちゃ。」そんな感覚がありました。
向上心なのかな?
現状に満足していないのかな?
もっと良くなりたい。
そう思ってばかりだから、常に「頑張っている」状態になりがち。
「楽しんで」「楽にやる」という設定に変更するということを何度もイメージワークしたけど。
自分が新たなステージに移行しようという状況で、また今までの「反応パターン」スイッチが入ったのを感じました。
こういう人生の本質的なことを学べたのは、ブレインアップデートという講座を受講したからです。
これは、国際ブレインアップデート協会が主催している、自分の人生の主導権を自分に取り戻す、というものです。
愛と感謝以外は全て幻想である、ということを、あらゆる角度から学んでいきます。
詳しくは、YouTubeチャンネルやブログなどでご覧いただければと思います。
最優先と最重要
私が盲点になっていた視点を、これらの例で教えていただきました。
箱に入ったお菓子
お菓子をいただいたとします。
「中のお菓子を食べたい。」
これが、最重要事項だとします。
いきなり、箱に入ったお菓子を食べることはできません。
まずはリボンを解くこと。
これは、最優先事項です。
これは、あらゆることを表すメタファーとなっています。
私は今まで、お菓子をいただいた時、
「中身を食べること」だけを考えていたようでした。
つまり、「最重要なことをすること」だけに焦点を当てていた。
だから、
リボンを解く
包装紙を開く
箱の蓋を開ける
中身を眺める
小袋を開ける
などの行程には、一切焦点を当てていなかったようでした。
お菓子を食べる、という「最重要事項」を達成するために、今の自分ができる「最優先事項」を明確にする。
その一歩一歩の「最優先事項」を確実に進めていけば、必ず「最重要事項」が達成できます。
つまり、焦って箱も開けずにお菓子を食べよう食べようとしなくていいわけですよね。
リボンをほどきさえすれば、自然と、次は蓋を開け、次は中身を眺め、自然とお菓子に手が伸び、食べますよね。
焦る必要なんてないし、まず「リボンを解く」という目標を見つけて行動すればいい、ということですね。
そして、その一つ一つの行程を、味わい、納得して、成長を感じながら進めてあげたらいいですね。
また、これまでの私は、誰かがリボンを解いてくれるのを待っていた状態でした。
自分でその責任を取ろうとしない。
その理由は、
「人にどう思われるか」
「人からよくみられたい」
「人から非難されたくない」
誰かが開けてくれた箱の中のお菓子を食べてきたのですね。
自分で責任をとる覚悟で、自分でリボンを解く。
私にとって、勇気がいることです。
目標設定をして、14筋14経絡を整え調整します。
他人の意見と自分の軸
人に喜んで欲しい。
人の役に立ちたい。
みんなの意見を集約して、一番いいものを作り上げたい。
そんな思いが私にはありました。
でも、今の自分にできる最優先事項があります。
みんなの意見を聞こうとすると、知っている人はどんどん言いたくなるもの。
良かれと思って、色々教えてくれる人がいます。
私は、自分に何ができるのかを考えずに、他人の意見を受け入れてきてしまっていたようです。
だから自分が一杯一杯になっていた。
今の自分には何ができるのか、自分の軸を明確にする。
その上で、今取り入れたいと思うものを取り入れていく。
少し進んだら、またその時に必要な意見を聞く。
そうやって、自分が楽しんでくつろいでいられる状態を大切にしながら進める。
最重要事項を達成するための、最優先事項を決めること。
これが大切ですね。
また、人の意見を聞いてそれに基づいて形にしていきたい、というのは、一見みんなのためになるように私は思っていました。
しかし、それは「全責任を自分でとる」という覚悟がなかったからなのではないか、というご指摘をいただきました。
確かに、人の意見をもとに行動して、うまくいかなかった場合、私は人のせいにして逃げてきたように思います。
自分の選択に自分で責任をもつ。
その上で、皆さんから参考意見をお寄せいただく、という、しっかりした自分軸をもって行動することを課題としてみます。
ドミノ 1枚目を倒す
これは、国際ブレインアップデート協会のYouTubeチャンネルの動画です。
高さ5mmの1枚目の板。
その板が次の板を倒していくことができます。
最初に倒すのは、1枚目の板です。
これが表しているメタファーとは。
最初の一歩はとっても小さくていい。
それが次の1.5倍の大きさの板を倒し、
そのまた次の1.5倍の板を倒していく。
最初のステップは、とっても簡単にできること。
最初は小さな小さなスモールステップですね。
そして、板を最初に並べてあれば、
1枚目が倒れれば、自動的に最後の板まで倒れていく。
自分の最重要事項を明確にし、それを達成するための今の最優先事項を明確にする。
3枚目の板を最初に倒してしまうと、1枚目、2枚目の板は…残ったままになってしまう。
目の前の板、1枚目の板を倒す。
その小さな板が、1.5倍の高さの板を倒していけるのだから。
最重要事項を思い描いたら、そこをポーズロックに入れる。
そのために必要なことを、全てポーズロックに入れる。
それが、板を並べていくということ。
ZERO化メソッドで習ったこと。
板を並べたら、最優先事項の板を倒す。
スタートがゴールにつながっている。
どんな思いでスタートさせるかで、行き着くゴールが全く変わってくる。
だから、ポーズロックで最優先事項を明確にする。
お菓子の箱にかかっているリボンは、引っ張ればとても簡単に解ける状態になっている。
中のお菓子を食べる意図をもって、自分でリボンを引っ張る。
相生サイクルと相剋サイクル
五行マットというものを使って、物事を相剋サイクルと相生サイクルで回していくときのエネルギー状態を体験しました。
これは、ブレインアップデートの講座の中でも後半に習う、強力なワークです。
木(緑)火(赤)土(黄)金(白)水(青)のマットを並べ、中心には白と黒の陰陽マークのマットを置きます。
それぞれの色には感情や、世界の見え方の成長段階など、さまざまなメタファーが決まっています。
今回は、私が新たに始めようとしていることについて、行動面でサイクルを回してみました。
相剋サイクルとは、5つ並べたマットを、一つ飛ばしで回していくサイクルです。
(コントロール、悪循環サイクル)
緑→黄→青→赤→白→緑→黄→…
何かを始めようという時、
地に足がつかない状態で始めてしまうと、
不安や恐れを感じたまま進めてしまう、
自分のハートを開かずすることで、
悲痛と罪悪感を抱くことになる、
そんな状態が怒りに変わり、
消化不良、納得できない状態に。
すると本質を避けるようになってしまう。
焦って、急いで、空回り。
八方塞がりになっていく感覚。
目が回って、
これを続けていても未来はないな…
そんな感覚になってしまうのが、
相剋サイクルです。
これに対して、相生サイクルは、一つ一つ順番にマットを踏んでいくサイクルです。
(母子関係、好循環サイクル)
緑→赤→黄→白→青→緑→赤→…
一つ一つ、一歩一歩、隣のマットを踏んで進みます。
相剋サイクルのように、どんどん進んでいくわけではないので、一見進みがゆっくりに感じるかもしれません。
でもそれが特徴。
一つ一つの色の段階の感情を、一つ一つ味わいながら進んでいくのです。
新しいことを始めることにワクワクする、
自分の心を開いて喜びに満ちる、
地に足つけて、一つ一つ消化し、納得しながら、
誰とでも対等、同格で、守られているという認識をもち、
水のように自由に進んでいく。
自分の意欲を感じ、成長に目を向け、
自分自身と心を通い合わせる、
そういうことだったのか、と腑に落ちたことを感じる。
自然体で人や環境と呼吸が合う状態で、
物事の本質にふれ、水のように自由に進んでいく。
相生サイクルで一歩一歩進めていくことで、螺旋状に自分が上に上がっていけることを体感しました。
この体感を講座の中でしっかり味わったことで、今現実の課題に直面して焦った時でも、私はすぐにこの感覚を思い出すことができました。
つい結果を出すことに焦ってしまても。
つい自分軸を忘れ、他人に合わせる過去のパターンが出てきてしまっても。
ここに戻れたことで、落ち着いて、冷静に、今何ができるかを考え行動することができます。
人生の成長段階を五行で表した時、私は今「火」の状態にあると筋反射で出ました。
「火」の段階にある人が成長するためには「自分の限界を知っても寛いでいられる」というメタファーを読みました。
人の意見をたくさん聞いて、自分軸がぶれてしまうのではなく、また相手と「いい」「悪い」で戦ってしまうのではなく、「私はこうしていきます」と、自分に責任をもって進めていける状態。それが、次の「土」の段階に成長していける要素だということを教えていただきました。
五行に沿って考えると、感情整理もできるし、人生の成長の道筋も見える。
不思議な5色だなあ、奥が深いなあ、と思いました。
ありがとうが言えなかった理由
今回、自分が焦って、相剋サイクルを回そうとしていたことや、箱のリボンを解かずに中のお菓子を食べようとしていたことなどがわかりました。
焦らず、小さな板から順に並べる。
それの1枚目の板を倒せばいい、ということが見えました。
そこでふと思いついたことがありました。
私って、自分に「ありがとう」と思えず悩んでいたことでした。
何をやっても、どれだけやっても、ありがとうと思えない。
まだまだ。
もっともっと。
常に先を見ているような感覚。
車に乗ったら、目的地に着いたら何をしようか考えている。
ピアノの練習を始めたら、発表会のことを考えている。
でも、今の自分を認め受け入れていいんだ。
スモールステップでいいんだって思えたら。
車に乗った。
目的地に着くまでの間のドライブを楽しんでいい。
ドライブしていればいずれ目的地に着いているから。
ピアノの練習を日々楽しんでいればいい。
今日はこんなことができるようになった。
今日もまた新しいことができるようになった。
そしていつの間にか、1曲弾けるようになっていた。
スモールステップ、今の自分の最優先事項を楽しんでいればいい。
それが1.5倍の高さの次の板を倒していってくれるから。
そう思えたら、今の自分がドミノの最初にいる、あるいは真ん中にいる、というのを感じました。
ここにいていいんだ。
これをやっていることに安心していいんだ。
ドミノは倒れていくんだ。
自分で選択することに、安心して責任をもとうって。
そう思ったら、今やっていることにふと、ありがとうって思えたのです。
道の途中にいたのに、今ここにいることにありがとうって。
まだ目的地に着いていないのに。
今車で向かっている、その自分に、
向かってくれてありがとうって思ったのでした。
これを、子供たちにも感じました。
結果を出した時だけ注目していました。
でも、今目の前のことに取り組んでいる姿に、ありがとうと思えました。
ドミノの1枚の板を並べていること、倒そうとしていることに。
それが倒れていくから。
慌てなくていい。
結果を出そうとしなくていい。
焦ることじゃない。
自然に倒れていくから。
目の前の最優先事項に、寛いで取り組めばいい。
今自分がやっていること。
今子供が取り組んでいること。
目の前の、小さなステップ。
そこに、
焦りではなく、
感謝を感じられました。
とっても呼吸が深くなった気分。
嬉しい。
安心する。
遠いゴールに向かって焦っている感覚は、相剋サイクルを回している時の感覚。
今いるマットの上で、今を味わいながら進めている感覚は、相生サイクルを回している時の感覚。
それでいい、それがいい、という体感が持てる、ブレインアップデートの今回の学び。
これに出会えて幸せだったなあと思いました。
この感覚を、人にも伝えていきたいなあと思い、記事を書きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文章ではわかりにくいです。
いずれ、またわかりやすく伝えていける時が来ることも、ドミノの板にして立てます。
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