佐藤美那
4人の子育てをしながら、農業をしていました。日々のイライラNI耐えるのが苦しくなり、ブレインアップデートを学びました。脳と心と体をアップデートしたことで、日々イライラを手放すことができるようになりました。
今は、大好きな動物の勉強も始めることができ、アニマルコミュニケーションもできるようになりました。
このブログでは、イライラを手放して楽しく生きられるようになってきた私の方法を記録しています。

人間関係改善の第一歩! お母さんへ ありがとうの手紙

人間関係改善へ 母への感謝

お母さんへ。
これまでの感謝の気持ちを、手紙にします。
ちなみに、母は今も健在です。
ブレインアップデートの学びを通して、母に対する認識が180度変わり、心からの感謝が湧いてきたので、ここに手紙という形で書いてみたいと思いました。

目次

これまではお母さんが好きじゃないと思ってきました。

ここにこんなことを文章で書くのはとても怖いです。

こんなことを思っている自分に、ずっと罪悪感をもってきたからです。

しかし、やっと書けるようになりました。

それは、私がお母さんに心から感謝できるようになったからです。

感謝の気持ちが、思い込もうとするのではなく、湧き上がってきたからです。

これまで私は、お母さんのことを、好きじゃないと思ってきました。

私のことをわかってくれない、否定ばかりされると感じてきました。

愛情をたっぷり受けているのは感じるはずなのに、なぜか私が、反発してしまって受け取れていないように感じていました。

お母さんに感謝できない、産んでくれてありがとうと思えない、育ててくれてありがとうと思えない。

そんな私は、何かおかしいんじゃないかと、苦しい思いで生きてきました。

ブレインアップデートを学んで、思考の偏りに気づくことで、自分がニュートラルな視点を持つことができました。

すると、お母さんがかけてくれていた言葉の中の愛情に気づくことができました。

そして、私がなぜそれを歪めて捉えてしまっていたのかにも気づくことができました。

愛と感謝以外は全て幻想。

国際ブレインアップデート協会会長、田仲真治先生の言葉です。

この言葉の意味が、学びを続けていくうちに、腑に落ちてきました。

罪悪感も、怒りも、悲しみも。

羞恥心、無気力、正義感も。

私が抱いてきた感情の方が、私の認知のブレだったようです。

生まれ順と動物キャラによる違い

人は生まれながらに、ある程度の性格というのが決まっているようです。

私は、4人きょうだいの2番目。「中間子」です。

母は、3人きょうだいの「末っ子」です。

私は中間子特有、色々なことをあれこれ悩むタイプで、母は末っ子特有、細かいことは気にしない楽観的なタイプです。

何か聞いても
笑ってはぐらかされる。
「子供は首を突っ込むな。」と言われる。
「いいから黙ってやりなさい」と言われる。
そうやって、取り合ってもらえない、というのが私の認識でした。

思春期のあれこれを相談してきましたが、そんな時感じていたことは、
「お母さんて全然私の話を聞いてくれない!」
「全然私の悩みをわかってくれない!」
「お母さんは私のことを真剣に考えてくれていない!」

こんな文句をずっと心の中で叫んでいました。

「お母さんは仕事が忙しいから、話を聞いてくれないのかな」とか
「私の悩みなんて、お母さんにとっては大したことではないのかな」とか
「大人になればお母さんの気持ちがわかるかな」と

一生懸命自分を納得させる理由探しをしていました。

生まれ順による性格を知った時、なるほどと思う内容がたくさん見つかりました。

こんなことで悩んでいたのか!と笑ってしまうほどでした。

子供の頃の私に教えてあげたいです。

お母さんに話を聞いてもらいたかったら、
くどくど説明しない。
楽しい雰囲気で伝える。

子供の頃は、自分の伝え方を変える、相手の性格の違いによって伝え方を変える、なんて、全く気づきませんでした。

しかし、この悩んできた経験があるからこそ、今では私は、生まれ順による性格の違いでこんなにも人間関係で悩んでしまう人がいるのだということを理解することができるようになりました。この経験は私にとって、これから人の役に立てることができる財産になると思います。

もう一つ、参考になるのは、「動物占い」です。

母は「愛情あふれる虎」です。

性質は「分け隔てない愛を注ぎ、周囲を虜にする大物気質」です。

母は、動物にも植物にも愛情を注ぐような人です。
子供ながらに、「何に声かけてるの?」と呆れるようなものにまで優しく声をかけていたように思います。
うちで飼っていたペットたちも、母にはよく懐いていました。

ご飯の好き嫌いを言うと、「世の中には食べられなくて困っている人が大勢いるの。食べるものがあるということは恵まれてるんだから、感謝して食べなさい!」と言われました。

母は、誰に対しても、愛をもって接する人だったのでしょう。

子供の私は、母と戯れあって遊ぶのが好きでした。
晩ご飯の後はいつも、こたつでみんなでゴロゴロしてくつろいでいました。
お母さんにみんなでくっついて、ぎゃあぎゃあ騒いで遊んでいました。

すると母の、
「そろそろお風呂に入ってきなさい」
「食器を洗っておいで」
「さ、もう部屋に戻って勉強してきなさい」
「明日の支度はできてるの?」
「宿題見せなさい」
が始まるのです。

すぐに動かなかった私は
「早くしなさい!」
「いい加減にしなさい!」
と叱られました。

いつまでも遊んでいたい私は、その言葉を
「せっかく楽しく遊んでいるのに、お母さんはいつも勉強してきなさいって私を部屋に行かせる。私のことが好きじゃないんだ!私のことが大事じゃないんだ!」という認識で受け取っていました。

ここに書いていても、明らかに私の認識がずれていったということが、今になるとわかります。

きっと私は、叱られる前から何度も何度も「そろそろ遊びは終わりにしようね。」「そろそろ勉強もしないとね。」と言われていたのでしょう。
あの母のことですから、いきなり怒るようなことはなかったのだと思います。それでも私が、いつまでもおふざけがやめられず、いつまでも遊び続けたので、とうとう最後に叱られたのでしょう。

今、自分の子供たちを見ていて気づきました。私の子供たちも、私と遊ぶのが大好きで、いつまでもいつまでも遊び続けようとします。でも大人の私としては、そろそろ次のことをやらないと、という気分になってきてしまうのです。
そこで、
「あと一回やったら終わりね。」
「時計の針が12になったら終わりね。」
「そろそろご飯にしようね。」
「早く次のところに行かないと、お店閉まっちゃうから!」
と、遊びを切り上げる声かけをしています。
大抵子供たちは一回では遊びをやめないんですよね。
もうちょっと、もうちょっとと粘ります。
お母さんが聞いてくれるんじゃないかと期待して。
しかしこちらとしては、そうも言っていられません。
最後には「だめって言ってるでしょ!」と叱る羽目になります。

こんな、自分と自分の子供とのやりとりを通して、自分と母親の関係に改めて目を向けている今があります。

そして、「愛情あふれる虎」の母の「あふれる愛情」を受けていたことに気づくことができたのです。

お母さん、今まで、私に、あふれんばかりの愛情を注いでくれていたんだね。ありがとう。
それなのに、自分で認識を歪めてしまっていたんだね。
マイナスの側面ばかりを大きく捉えるようになっていっていました。
私が、お母さんの話をニュートラルな状態で聞き入れ、自分を認め、反省し、感謝しながら受け取ることができていたら、お母さんが期待したような大人に育っていたかもしれませんね。
でも、「わかってもらえない」という悩みを抱えてきたからこそ、こうして「生まれ順」や「動物占い」などの、人の性質を表す要素についての学びをすることができたのだと思います。
そしてそれを、自分の子供たちや、関わる人たちに活用することで、相手を理解したり、傷つけずにすんだり、恩恵は大きいと思います。
私は、お母さんに反発することで、お母さんに悲しい思いをさせてきてしまったのではないかと思っています。ごめんね。
あふれる愛情はしっかり受け取っていたよ。
ここまで一生懸命、愛情を注いで育ててくれて、ありがとう。

原始反射の残存

私が母を困らせてきたことの原因の大きなものは、これかもしれないと思いました。

私自身もこれに悩まされてきました。

原始反射というものの存在は、田仲先生のYouTubeの動画で知りました。

YouTube
不安・恐れによる思考停止から自由になる為に!脳の三層構造と爬虫類脳(原始反射) ■ブレイン・アップデート体験会 東京・名古屋・大阪+オンラインhttps://lifechange.co.jp/lp/tosyt/■人生が7日間で劇的に変わる動画メルマガ(無料)https://www.reserv...
原始反射の解放で得られるもの

原始反射の残存の理由は、一つではないと思いますが、思い当たることがありました。
私は、出産予定日より3週間早く産まれたそうです。
母が臨月のある日、おじさんが倒れて、頼れる人がいなかったため、母が救急車の手配や病院までの付き添いをしたことがあったそうです。
そんなバタバタの最中、陣痛が始まり、私は産まれたそうです。
私は出生体重が2800gと小さめでした。そのことを母はずっと気にしていました。
最後の3週間、もっとお腹の中にいられたら良かったんだ、と。

それだけが原因ではないと思いますが、原始反射が残る理由になっていたのかも知れないと思いました。

思い返して、原始反射が原因だったのでは、というエピソードがあります。

幼稚園に上がる前の小さい時のことです。
姉と私は、祖母に着物を着せてもらって、神社に初詣に行きました。
通る人が「あら可愛いわね〜」「もらっていきたいわ〜」と声をかけてくるのです。
姉はニコニコ手を振り返していました。
私は、「大変だ!もらわれちゃう!」と不安になり、祖母の影に隠れました。

その後、人見知りが激しくなっていきました。
姉は誰にでも話しかけ、親戚から可愛がられていました。
親戚のおじちゃんおばちゃんたちは私にも声をかけてくれるのですが、私は、声をかけられるのが怖かったし、なんて返事をしていいのか分からないから、父か祖母の腕の後ろにしがみついて、隠れて固まっていました。

なんで私はこんなに人を怖がっているのだろうと、自分でも不思議に思っていた記憶があります。

でも、「自分を守ってくれる人の後ろにいなければならない」という気持ちがずっとあったように思います。

おねしょでも悩んでいました。
小学生になっても治らなくて、母といろいろ試しました。
お医者さんにも連れていってもらった気がします。
祖母が、巣鴨の刺抜き地蔵に連れていってくれたこともあります。
自分で洗濯物を手洗いしなければならなくて、すごく嫌でした。
恥ずかしくて誰にも言えないし、いつになったら治るのか分からなくて、このまま治らないんじゃないかってずっと不安でした。
まさかこれも原始反射の残存の影響だったなんて。
今になって知れて良かったです。

こんなところに書けるようになったのも、私の中で本当に解消できたと思えたからです。

言えずに悩んでいる人はきっとたくさんいると思います。

原因を知るだけでも、心が軽くなりますよね。

私もまだ解放し切ったわけではありませんが、もう心の中の重いものは解けた気がしています。

お母さん、私の人見知りとおねしょで、散々苦労をかけてきたよね。
心配もさせたよね。
ごめんね。
私自身も悩んでた。
その原因が、今になってやっと分かったよ。
こういうことを学べたのは、子供の頃から悩んできたおかげだね。
これを学べたおかげで、子供たちや、今の家族と接する時も、原始反射が残っていると感じた時は、無駄に怒ったりイライラしたりしなくなったよ。解放すればいいだけだもんね。
一緒にいろいろ試してくれてありがとう。
何をしても良くならなくて悩んだけど、そうやって試行錯誤してきたことが今の財産になっていると思います。
人見知りでビクビクしている私を守るために、お母さんは、安全に安全に育ててくれていたんだね。
私はその愛情を、「お母さんは私に何もさせてくれない!」って怒っていました。
でも、小さい頃あんなに人の後ろに隠れていたんだもんね。お母さんとしては、「大丈夫なの?」「やめておいたら?」って、守ろうとしてくれて当然だったよね。それが理解できず、反発してきて、ごめんね。お母さんの最高価値に基づいた愛情だったね。気づけなくてごめんね。
今は、あの時の人見知りを解消して、いろいろ新しいことにチャレンジしているよ。
怖いこと、恥ずかしいことにチャレンジして、成長しているよ。
そして、本当の自分を生きていくから。
今まで、人見知りでビクビクしていた私を、守ってくれてありがとう。

リフトアップセラピーで感情の中和

私は母に、怒りの感情を抱いてきました。

分かってくれない。
認めてくれない。
褒めてくれない。
親の理想を押し付けてくる。
助けてくれない。
応援してくれない。

これらの感情は、「愛と感謝以外全て幻想(田仲真治)」によると、幻想ですね。

この怒りの感情を、感謝に変えたい。

そこで、ブレインアップデートの技術である「リフトアップセラピー」を使って、感情を浮上させます。
その上で、この感情を中和していくために、言葉の入れ替えワークをしてみました。

私はお母さんに対して、怒りを感じている。
なぜならば、お母さんは、〜〜〜(上記の理由)からだ。

次にこれを入れ替えます。

お母さんは私に対して、怒りを感じている。
なぜならば、私が〜〜〜からだ。

すると、なんと、母も私に対して

分かってくれない。
認めてくれない。
褒めてくれない。
自分の理想を押し付けてくる。
助けてくれない。
応援してくれない。

と思っているという文章になりました。

この時点で、!?!?

この意味を、じっくり味わってみました。

娘が母親である私を分かってくれない。
娘は母親である私を認めてくれていない。
娘は母親である私を褒めてくれない。
娘は母親である私に、理想の母親像を押し付けてくる。
娘は母親の私を助けてくれない。
娘は母親である私を応援してくれていない。

こうやってみると、私が母に対して抱いてきた怒りは、
全く同じような感情を母に感じさせてきていたかも知れないということに気づいたのです。

これは目から鱗でした。

そして最後の書き換えワークです。

私の心は、私の頑固な頭に対して、怒りを感じている。
なぜならば、〜〜〜からだ。

ここまできて「相手は自分の鏡」という言葉の意味がわかります。

私が母に対して抱いてきた感情は、なんと私自身が私自身に対して抱いてきた感情だったというのです。

私が私を分かってくれない。
私は私を認めてくれていない。
私は私を褒めてくれない。
私は私に理想を押し付けてくる。
私は私を助けてくれない。
私は私を応援してくれていない。

これをみた時の率直な意見は
「なんてかわいそうな私!」
でした。
そして、なるほど納得!と、笑えました。

私が私に対して、一番酷いことをしていたにも関わらず、そのことに全く気づきもしないで母を責めていたのです。
本当の被害者は、私ではなく、母だった、という結末。

お母さん、私はあなたに、とても酷い態度をとっていたのですね。
ごめんなさい。
自分がしていることには全く気づきもせず、お母さんを悪者にし続けていたんだね。
それなのに、お母さんは一度も私を責めたことはないよね。
私がいくら反発し続けても、お母さんはずっと、変わらず愛情を注ぎ続けてくれていたよね。
お母さんはすごいね。私はすぐ文句言っちゃうのに。
私がお母さんに抱いてきた感情が、実はお母さんも同じように感じていたかも知れないということに気づけて良かった。
そして、私自身が私自身を苦しめていたということにも気づけました。
周りの期待に応えようと頑張っているうちに、いつの間にか自分軸をなくし、他人の期待に応えるという他人軸を優先するようになっていたんだね。
自分の心からのSOSだったんだね。
私は今までのお母さんに対する態度を反省します。そして、自分自身の夢、志を描きます。
足りないことやわからないことはコツコツ勉強し、人のアドバイスも素直に聞き入れます。
そして、そうやって進化していく自分を認め、褒めていくよう心がけます。
今まで愛情いっぱいに育ててくれてありがとう。
そして、今も元気に生きていてくれてありがとう。

アドラー心理学 課題の分離

YouTube
アドラー心理学とキネシオロジー① kinesiology ■ブレイン・アップデート体験会 東京・名古屋・大阪+オンラインhttps://lifechange.co.jp/lp/tosyt/■人生が7日間で劇的に変わる動画メルマガ(無料)https://www.reserv...
アドラー心理学とブレインアップデート

私はお母さんに幸せになってもらいたい。

お母さんは今、子育てがひと段落して、気持ちが抜けちゃってるように見えます。

体に病気をいっぱい作って、それを無くそうという方に目を向けているように見えます。

お父さんやおばあちゃんの世話を焼くことで、自分の存在意義を見出そうとしているように見えます。

でもこれは、お母さんの課題で、お母さんのギフト。
(アドラー心理学より)

私にできることは、ブレインアップデートで学んだことを日々コツコツ自分に生かし、私が幸せな姿を見せることだと思っています。

私がイライラしていたり、おどおどしていたりすると、お母さんはまた私を心配するよね。

お母さんに気づかせよう、お母さんを変えようとしても、価値観の優先順位も違うから、きっとまだうまく伝えられないと思う。

人を変える前に、まず自分が整うこと。

私は、お母さんに感謝の手紙を書くことで、今までの自分を振り返り、過去の罪悪感や怒りを手放すことができました。

今は、ニュートラルな状態で、愛と感謝に満ちています。

私が幸せに光り輝くことで、いつかその光が、お母さんにも届きますように。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次