うちの田んぼでトラクター作業をします。
公道を走るために、大型特殊免許が必要なので、講習を受けてきました。
試験てドキドキ緊張しますよね。
私は緊張すると頭が真っ白になるタイプです。
緊張する、緊張するって思っているうちに、どんどん自分で緊張を増幅させてしまう傾向がありました。
しかし!ブレインアップデートを学んでから臨んだ初めての試験!
極度の緊張を和らげ、程よい緊張感を保つことができました。
試験なのだから、緊張して当たり前。
「安心して不安を感じる」
国際ブレインアップデート協会会長、田仲真治先生の言葉です。
また、いつもの「わかったふり」「知らないなんて恥ずかしくて言えない」を手放すことができました。
そもそも緊張や「わかったふり」なんてしないよ、というタイプの人にはお役に立てませんが、もし同じようなことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、参考になるかもしれません。
講習ドキドキ
操作、走行練習が1週間ありました。
まず、安全確認の手順、発進準備の手順を教わりました。
自動車の普通免許は持っているので、大体言われていることはわかりますが、抜けがないように手順も覚えましょうということで、何度も確認、練習しました。
クラッチ、ギア、ブレーキペダルなど、やることはわかっているので、メモを取らずに覚えようと一生懸命先生の話を聞きました。
覚えたつもりでも、実際に自分が操作する順番が回ってくると、「間違えちゃいけない」と思ってドキドキしました。
ドキドキすると、頭が真っ白になって、手順が飛んでしまう。
せっかく覚えたのに!
このドキドキを静めたい!
そこで思いまいた。
「何で、間違えちゃいけないと思っているのだろう?」
これはいわゆる、学校教育の画一的な指導方法の影響。
親や先生、周りの価値観を採用しているから。
周りの期待に応えるように訓練してきたから。
先生の質問に、自由に応えるのではなく、正解を答えなければならなかったから。
○か×をつけられるから。
×をつけられると、親に怒られたから。
学校教育の中では、みんなで同じ授業を受けるために必要だったことかもしれない。
でも、こんなところで、私は誰の期待に応えようとしているのだろう?
今は、私は私のペースで、落ち着いて学ぼう。
そう「ゴール設定」して、こっそり任脈を上げました。
メモを取らずに話を聞くことで、真剣に聞くことができました。
しかし、今日は覚えたつもりでも、明日になったら自己流が出てきてまた正しい手順を忘れてしまうだろう。
これは試験対策なのだから、正しい手順を覚えないと合格できない。
講習が終わった後、
「先生すみません。さっきは覚えられるかなと思ってメモを取らなかったんです。でも今日帰ってから復習したいと思ったので、もう一度手順を教えて下さい。」
とお願いしました。
先生は、「ああ、いいよ!」と、快く応じて下さいました。
「何でさっきメモを取らないんだ!」と怒られるかな?
「授業中に聞かなかったから迷惑をかけてしまうかな?」と、
今までだったら勝手に頭の中で、質問をしない理由を探してしまう癖が私にはありました。
そして結局、質問できずに帰って、後悔する。
でも、それらは「他人の価値観」のUSBが頭に刺さったままになっているだけ。
今は誰もそんなこと言ってない。
いつまでもそれを脳内再生させてるのは、自分。
おでこに手を当て、深呼吸。
前頭前野にスイッチを入れる。
今ここで、自分自身で選択する。
ということで、恥ずかしい思いを乗り越えて、無事質問ができ、自宅で復習ができましたとさ。
さて次は、走行のルールの確認です。
これも、路上に出たときのあらゆる安全確認の手順を覚えなければなりません。
右左折は30m手前から合図を出す
左折前の巻き込み確認はしっかり目視
踏切では窓を開けて音を確認
いつもの車の運転でも行っていることです。
しかし、実際の路上と、試験コースでは、距離感や状況が少し違います。
何となくの感覚で運転してしまっては、うっかりやり忘れてしまうことがあるようです。
だから、まずは落ち着いて話を聞く。
そして頭の中で運転している自分をビジュアライゼーションする。
先に頭の中で成功体験を何度もする。
周りの目が、気にならないわけではありません。
あの人、目をつぶってぶつぶつ言ってて変と思われるかも。
恥ずかしい。
クールな顔して座っていたい。
でも、私のゴールは、試験に受かること。
そのこと考えて、やるべきことをやりました。
結局、最初は雑談していた同じグループの人たちも、だんだん真剣に空き時間も自主練習し始めました。
誰にも笑われなかったし、すぐ仲良くなれて、「それやってるの、もう見慣れた。」と言われて笑い合いました。
恥ずかしさも忘れ、自然体の自分でいられて、楽、という体験になりました。
そして実際に走行練習では、運転しながら、丁寧に丁寧に、教わったことを思い出しながら操作していきました。
試験ドキドキ
試験の前日、コース図を渡されました。
週末を挟んだので、1日1回ビジュアライゼーション。
目をつぶって
トラクターに乗り込みます。
発信手順を確認。
出発!
目視、合図、目視
一時停止
左右確認
巻き込み確認、左折
信号
踏切
停車。
計3回のビジュアライゼーションの練習を経て、いざ本番。
運が味方してくれまして、順番は16人中16番目。そんなこともあるのですね〜
一人一人の走行を見ながら、任脈督脈を上げたり。
肺経を流しながら深呼吸したり。
緊張、不安をゼロ化したり。
額に手を当てESR。
ブレインアップデート総動員!
自分の番になった時には、もう何度も走ったコースのような感覚で、自家用車で買い物に行くくらいの気持ちで乗れました。
いつもの手順、くらいの感覚でした。
緊張で頭が真っ白だったのが、遠い過去のことのようです。
結果ドキドキ
結果は、合格でした。
嬉しかったです。
少ししかドキドキしませんでした。
ブレインアップデートを学んで、覚えて、実践できた自分に感謝です。
あ、教えて下さった田仲真治先生への感謝が先ですね。
何か、試験を控えているような方のお役に立てる記事になっていたら嬉しいです。
ぜひ、実践できそうなところを試してみて下さいね。
やってみて、わからないことがあったり、もっと知りたいことがあったら、コメント下さいね。
コメント