佐藤美那
4人の子育てをしながら、農業をしていました。日々のイライラNI耐えるのが苦しくなり、ブレインアップデートを学びました。脳と心と体をアップデートしたことで、日々イライラを手放すことができるようになりました。
今は、大好きな動物の勉強も始めることができ、アニマルコミュニケーションもできるようになりました。
このブログでは、イライラを手放して楽しく生きられるようになってきた私の方法を記録しています。

アニマルコミュニケーションを受講したきっかけは、ジャックが子供を「嫌い」だったのか「苦手」だったのかを知りたかったから

アニマルコミュニケーションを 受講したきっかけ

私がアニマルコミュニケーションの講座を受講しようと思ったきっかけについて書きます。

目次

アニマルコミュニケーション きっかけは「ジャック」

私は栃木県那須町で生まれ育ちました。
長閑な田舎です。
家では、犬、インコ、金魚、うさぎ、鳩、チャボ、イモリ、どじょう、ザリガニ、ヤドカリ、ハムスターなどを飼ったことがあります。
長くうちにいた子や、短い期間だった子、いろいろです。
両親が動物好きだったのでしょうか。
私は4人兄弟で、それぞれが担当の動物を決めて飼育、お世話をしていました。
ちなみに私の担当は金魚。
でも、他の動物も、一緒に世話をしたり、小屋から出して遊んだりしていました。
犬の散歩もよく行っていました。
うちの動物との相性から、猫は飼えませんでした。

大学生で、東京の祖母の家に出ました。
そこでは、祖母がメダカを飼っていました。
私が動物の世話から離れた時期です。

大学を卒業してから、そのまま東京で就職しました。
そして、3年後に結婚。
今の、山形県酒田市に引っ越してきました。

ここは、夫の実家。
夫の家族は専業農家です。
一軒家で、庭が広い家です。
ここで暮らし始めて、私はすぐ、ずっと憧れていた、大型犬を飼いたいと思いました。

夫は優しいので(笑)すぐ了承してくれました。
ペットショップで購入することは考えておらず、保護施設を回ったり、インターネットで里親募集されている子を探しました。

そして見つけたのが、ドーベルマンのジャックです。

ジャック

ジャック

ジャックは、茨城県まで迎えに行きました。
車で山形県まで連れてくる間、緊張のせいか、とってもいい子にしていました。

家に連れてくると、用意しておいた小屋に入れました。
餌をあげても、緊張が続いているようで、なかなか食べません。
確か、その日はそのままそっとしておいて、次の日、手から餌をあげたような気がします。
しばらくは夜鳴いたりしましたが、順調に慣れてくれました。

この時、うちには3歳の息子がいました。
今はこの子は8歳です。
ジャックも、3歳でうちに来ました。

この3歳の息子が、ジャックが大きいのも気にしないで、どんどん近寄っていく子でした。
ジャックは、まだ警戒心も全然取れていないから、近寄ってくる子供から逃げていました。

私たちは、後退りする犬が、怖がっているということがわかります。
でも子供はそれがわからないので、どんどん近づいてしまいました。
それで、ジャックが、息子に吠えました。

私は、ジャックが怖がってもいけないし、息子が噛まれてもいけないと思って、この二人の関係に気を付けていました。

アニマルコミュニケーションを知る前の悩み

ジャックは、大型犬で、体重が30kg以上ありました。
ドーベルマンなので、顔つきもキリッとしています。
かっこいいけど、怖さもありました。

一番は、子供が怪我をすることを心配しました。

ジャックは、3歳でうちに来ました。
うちに来たときはもうこの大きさでした。
子犬から飼っていないので、ちゃんと懐くのか心配でした。

子供が近づいた時、後退りしているジャックを見て、私は、
「怖がっているのかな?」
「嫌がっているのかな?」
と思っていました。
怖がっているだけなら、そのうち慣れてくれるかなと思っていました。
子供が好きではない犬なら、そもそもあまり近づけない方がいいのかな?と思っていました。

しばらくは、気を付けながら観察し、子供とジャックと一緒に散歩に出ていました。

私が、ジャックを信頼しきれなかったのもあります。
ジャックはきっとうちを好きになってくれるとか、慣れてくれる、と信頼しきれませんでした。

以前、おじさんが飼っていた犬を、うちで預かったことがありました。
おじさんの生活環境が変わって、飼えなくなったそうでした。
うちで犬を飼っていたので、もう一匹、となったようです。
その子は、ずっとうちに懐かなかったように思います。
小屋を開けたり、リードを放せば、すぐ走っていなくなってしまいそうな勢いでした。
親から「犬っていうのは、最初の飼い主に忠実なものだから」と聞かされていました。

その経験から、ジャックも子犬の時に飼われていたご主人のところに行ってしまうかな?と思ってしまっていました。

結局ジャックは、ちゃんとうちを覚えてくれて、うちを家と認識してくれて、私たちを家族と認識してくれていたようです。逃げ出そうとしたことは一度もありませんでした。
でも私がずっと、以前の犬の経験から見てしまっていたので、ジャックに申し訳なかったなと思っていました。

大型犬だし、逃げちゃったり、近所に迷惑をかけてもいけなかったし、子供達に怪我させてもいけないと思っていたから、常に安心よりも不安を思っていた気がします。
気を付けなきゃって。

もう一つは、ジャックが最後に病気になった時のこともあります。

ウォブラー症候群という、立てなくなる病気になりました。
その手術をした後も、だんだん体のあちこちに病気が出てしまい、検査、治療、投薬、の繰り返し。

動物病院に通っては、その時々でできる看病を続けました。

飼っていた時も、介護の時も、ずっと、ジャックのことを信頼しきれなくて、気持ちをわかってあげられなかったなと思っています。

私は犬が好きだったし、怖くなかったので、たくさん撫でたし、世話もしました。
ジャックとの生活を楽しみました。
でも、周囲への責任という部分で、苦労していました。

アニマルコミュニケーションを知ったきっかけ

ジャックが元気だった時は、1日2回、30分以上ずつ散歩に連れて行っていました。
私は妊娠していた期間があったので、夫がよく行ってくれていました。

雨でも、雪でも、強風でも。
夏の暑い日でも。

病気になってからは、薬を飲ませたり、寝返りさせたり、導尿したり、流動食になったり、最後の最後は1日に何度も何度も見に行っていました。

だから、アニマルコミュニケーションを知るきっかけは全然ありませんでした。

ジャックが亡くなってから、そういう時間がなくなり、家で過ごす時間ができました。
その時、YouTubeで知ったのです。

色々な方の、動物と話すチャンネルを見ました。
そんなことができるんだったら、ジャックに、うちの子供たちのことをどう思っているのか聞きたいなと思いました。

嫌いだったのか、怖がっていただけだったのか。

看病に関して、後悔はありませんでした。
やれることはみんなやったし、やりすぎとも思っていませんでした。
病状がどんなに酷くなっても、ジャックの目を見ると、生きる気持ちが最後まで消えないので、私たちも治療を続けました。
最後まで、ジャックも全力で生きたし、私たちもじっくり時間と手をかけられました。

だから、子供たちと楽しく暮らせたのかを知りたかったです。

アニマルコミュニケーションを知った時、そういう思いがあったので、私も聞いてみたいなと思いました。

でもなぜか、誰かに頼んで聞いてもらおうとは思わず、自分が話せるようになって、自分が聞きたいなと思いました。

アニマルコミュニケーションの講座を受講

アニマルコミュニケーションのチャンネル

アニマルコミュニケーションのチャンネル

あつし先生のチャンネルを見て、最初は独学で始めました。
しかし、結局、やり方は簡単でも、練習が大事なので、講座を受講しました。
あつし先生の講座の認定講師の先生から受講しました。

講座は6ヶ月間。
潜在意識の仕組み、自分のコンディションを保つ方法、色々な瞑想法、動物のお話の特徴や、死生観などを学びました。
あとは、3日坊主の仕組みを利用して、継続できるような宿題がありました。
講座生同士のグループで練習会もありました。
こうやって、
・動物とお話しする前に瞑想に慣れる
・繋がる練習
・お話ししてみる
・お話の内容の精度を上げていく
というように、段階を踏んでできるようになりました。

アニマルコミュニケーションでジャックとお話し

お話ができるようになってから、ジャックに聞くことができました。

「子供たちのことはどう思っていたの?」

「楽しく暮らしていた。大切な家族だった。遊んでいる姿が楽しそうで、もっと一緒に遊びたかった。」

これを聞いて、安心しました。
ジャックはうちで楽しんでくれていたとわかりました。

講座生同士で会話練習をした時、ジャックが他の方に話していたことも聞くことができました。

「自分が怖がりだったから、困らせてしまうこともあった」
「自分は、兄としての振る舞いを学んだんだ」

こんなことを聞いた時、ジャックはジャックなりに、うちでの5年間で成長してくれたのだなと思いました。

生きているジャックを見ていた時は、気持ちを知ることは手探りでした。
表情を見て、あるいは唸っていたら、怯えていそうだから子供を遠ざける。
子供にリードを持たせた時は、ジャックが受け入れてくれているのか、困っているのか、常に顔を見て気をつける。

きっと子供と仲良く慣れるって信じて、褒めたり撫でたり声かけたりできれば良かった。
いつも「大丈夫かな?大丈夫かな?」って心配ばかり。
ジャックにも、余計不安にさせてしまっていたと思います。

アニマルコミュニケーションで、ジャックが亡くなった後の方が会話しています

生きている時は、表情を見たり、吠える声を聞いたり、そういうことで気持ちを読み取っていました。

アニマルコミュニケーションができるようになってからは、言葉で気持ちを聞くことができました。

言葉は、細かいニュアンスの違いまで伝わります。
そこがすごいと思っています。
そういうことを知りたかったから、知ることができてホッとしています。

飼っていた時は、なんとなく安心している部分と、信用できない不安感と両方ありました。

今では、ジャックがうちで幸せに生きてくれていたこと、家族を大切に思ってくれていたことを知ることができ、100%嬉しい気持ちです。

聞きたかったことが聞けたあとは、ジャックとのアニマルコミュニケーションは、撫でたり、一緒にゆっくりしたりして過ごしています。
瞑想して、ジャックを呼ぶと、走ってきてくれます。
生きていた時に体を撫でた感覚を思い出しながら、瞑想の中でもジャックを撫でます。

講座生同士の練習で、ジャックがその話をしてくれたことがわかりました。
「今でも呼んでくれればすぐに行くよ、今でも一緒に過ごすことがあるよ」
と話しているようです。
瞑想の中で会っているだけだけれど、ちゃんと繋がれているようです。

また、ジャックに、
「他の人がジャックとお話しの練習に行くからね」
と伝えておいたら、その方から
「話を聞いて待っていたよ、と言われました」
と報告していただきました。
不思議な世界。ちゃんと繋がっているのですね。

アニマルコミュニケーションでできること

アニマルコミュニケーションでは、動物の気持ちが細かく聞けます。
怖い
寂しい
嫌だ
嫌い
守ってあげる!
任せて!
楽しみ!
好き!
気に入っている
幸せ
苦手
仕方ない
拗ねている
怒っている
体の不調、違和感
痛い
少し気になる
気にしていない
病院に行くほどではない
飼い主さんを大切に思っている
家族の中での役割

気持ちを知ることができれば、無駄に叱ることがなくなると思います。
無駄に不安になることもなくなると思います。
絶対ということはないと思いますが、知らずに不安になっていたのと比べると、飼い主としての気持ち、安心感は全然違ったと思います。

ジャックを信頼して一緒に過ごせたと思います。

今はもういなくなってしまいました。
でも、生きていた時は勉強する余裕はありませんでした。

今、その経験から、この学びができて良かったと思います。

次にペットを飼う時には、こうやってコミュニケーションが取れるので、気持ちをわかってあげられたり、伝えられたりします。

アニマルコミュニケーションでできないこと

アニマルコミュニケーションをしていて思うことは、動物を思い通りにコントロールすることはできないということを感じています。

私は以前、ジャックに
「うちに来る前はどんな生活をしていたの?」
と聞きました。しかし
「この家で幸せに暮らしていたのだから、過去のことを知る必要はない」
と言われて、教えてもらえませんでした。

動物にも、しっかり意志があると感じています。
「このことについて、こう思っている」
と、はっきり言われます。
そうすると、
「そ、そうですか。」
と言うしかありません(笑)

動物は、自分の感情に素直です。
変に気を使うということはしません。
飼い主さんを大事に思っているし、自分勝手ということでもないのですが、
「こう思っているから、こう行動している」
というのがはっきりしていると感じます。

だから、お話ししていて、気持ちを聞いたあとは、人間の方で変えられることを変えていくのが、うまく付き合う方法なのかなと感じています。

ジャックに
「怖がりだったから」
「兄としての振る舞いを学んだ」
と聞けていたら。
子供を少しずつ近づけるように気をつけて、ジャックからも心を開けるような関わりをさせてあげられたなと思います。
ジャックが完全に子供が苦手と聞いていたら、大人だけで散歩に行くと割り切ったと思います。
過去の経験からの判断もあったので、純粋にジャックの気持ちを理解してあげられませんでした。
ジャックの気持ちを知って、接し方を工夫できただろうなと思います。

アニマルコミュニケーションで、理解を深めて飼ってあげられる

人間にとっても、動物にとっても、気持ちを理解してもらえることは嬉しいですよね。
理解してあげられることも嬉しいですしね。

わかってあげられれば、餌のやり方だって、声の掛け方だって、変えてあげることもできる。

お互い、なんでも言うことを聞いてあげられるわけではないけれど。
そんな必要もないだろうけど。

できる範囲で、飼い主も動物も、歩み寄れたら快適だと思います。

私はジャックを理解できなくて困った経験から、アニマルコミュニケーションを学びました。
アニマルコミュニケーションで、ジャックの気持ちを理解することができました。
気持ちを知ったら、飼っていた時にもっと工夫できたことがあったと思いました。

この経験から、今ペットを飼われている方にアニマルコミュニケーションを知ってもらい、気持ちを理解し合って一緒に過ごすことができると知ってもらえたらいいなと思っています。

アニマルコミュニケーションに興味のある方へ

ペットとの気持ちの交流は、表情を見たり、一緒に過ごしていれば感じられることも大きいです。
こうして信頼関係が結べれば、言葉でのコミュニケーションは必要ない方も多いと思います。

私の場合は、前に飼っていた犬がこうだったから、という先入観が入ってしまっていたことと、大型犬を飼うことが初めてだったからわからないことや不安が多かったので、お話しできて良かったということです。

以前、
「ペットの声を聞いたら、わがままを聞いてあげなくてはならなくなりそう(笑)」
と聞いたことがあります。
確かに、
「トイレはこの場所がいい」とか
「餌はこういうものがいい」
という主張はされることがあります。

しかし、飼い主さんが、
「こういう理由でこうしているよ」
と伝えてあげればいいのかなと思っています。

言うことを聞いてあげるため、わがままを聞いてあげるためと捉えなくてもいいと思っています。

そしてその反対で、
「この行動が困っているから直してほしい」
と動物に伝えても、
「こういう理由でこうやっている」
と言われると、直らない場合もあります。

人間と動物の思いを交流することで、行動面ではお互い相手を思い遣って譲り合っていくことは必要なのだなと感じています。

今飼っていらっしゃるペットちゃんとの関わりで、アニマルコミュニケーションがお役に立てるようでしたら、ぜひ検討されてみて下さい。

公式LINEにご連絡いただければご相談に乗らせていただきます。
友だち追加

また、ココナラというスキルマーケットでサービスとして出させていただいておりますので、そちらの画像をタップして見ていただけたらと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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