疲れた週末の夕方に「ゼロ化」の一コマ
今日は金曜日。
夕方。小3息子は小学校から帰ってきました。
年長娘と年少息子も、保育園から帰ってきました。
雨も降っていて、荷物もいつもより重くて、1週間頑張ってきた子供たち。
うちの人たちは、私も子供たちも、外で気を張って、家でその分気が抜けるタイプです。
夕方家に帰ってくると、みんなダラーっとなります。
保育園の荷物片付けなさい!
え〜やりたくな〜い。
ママやって〜。
ママだって忙しいんだから!
え〜
じゃあお兄ちゃん手伝って〜
やだ!自分でやって!
私と、保育園児と、小学生のやりとりです。
毎週、いや、毎日かな…。
3歳児とのゼロ化
今日はここで、提案をしました。
じゃあ、ママと一緒に、
体を動かしながら考えてみようよ!
うん!やるやるー!
(3歳男児、ノリがいい!)
ママは、片付けを手伝いたくないな〜
僕だって、片付けしたくないな〜
ママは、手伝いたくないな〜
だって、やりたくないんだもん
ママもやりたくないな〜
だってめんどくさいんだもん
自分でやって欲しいな〜
僕は洗濯機のボタンが押したいな!
お!それいいじゃん!
じゃあリュックの中身出して、洗濯機に一緒に行こう!
突然の、「洗濯機のボタンが押したい」発言に、思わずみんなで笑わせてもらいました。
「洗濯機のボタンを押したい!」という思いが息子の中から湧いてきたことで、「嫌いな片付け」から「面白そうな遊び」に視点を移すことができたようです。
私も「片付けをさせなきゃ」と視野が狭くなっていたのに全然気づいていなくて、息子の提案にハッとさせられました。
でも、読まれていてお気づきでしょうか。
私からは何も新たな提案を息子にしていないのです。
息子が自分から答えを導き出したのです。
そして行動できたのです。
母親が、子供をコントロールしなくても、子供を信頼して任せる。
私の理想の子育てです。
体を動かしながら、ぐちゃぐちゃした思考をゼロ化していくうちに、ふっと視界がクリアになって、その場の誰も思い付かないような答えが導き出されることを実感しました。
5歳児とのゼロ化
それを見ていた5歳の娘。
私のも誰か手伝って〜というので、また一緒に始めました。
片付けママに手伝ってもらいたいな
ママは手伝いたくないな
え〜なんで手伝ってくれないの?
え〜だってブログ書きたいもん
う〜ん…
でもママかお兄ちゃんに手伝ってもらいたいな〜
(それを聞いていたお兄ちゃん)
俺もやる!
お兄ちゃん片付け手伝って〜
俺は手伝ってもいいよ!
なんと!
体を動かしながら思考のゼロ化をしていた私たちの様子を見ていたお兄ちゃんが、楽しそうに見えたのか、一緒に参戦してきて、そのまま「手伝ってあげてもいいよ」と言ってくれて、解決してしまいました!
「俺一回しかやってねーぞ!」
とか言いながら、みんなで任脈督脈を上げて、無事片付けを済ませることができました。
家族でゼロ化
体を動かしながらやっていると、自然と笑顔になります。
しかも、一言一言感情を頭から体へリリースしながら行うので、やればやるほどスッキリしていくのを実感します。
頭がスッキリすれば、みんな本当は、ちゃんとやりたいんですよね。
甘えたい、とか
疲れたってわかって欲しい、とか
頑張ってきた自分を認めてほしい、とか
褒めて欲しい、とか
誰かが手伝ってくれたら嬉しい、とか。
そういう気持ちが出てきては、行動に自分でストップをかけてしまっているのではないでしょうか。
だって、さっさと片付けをしてしまったら、心配してもらえないかもしれないし、保育園での苦労をわかってもらえないかもしれないし、もっと大変な手伝いを言いつけられてしまうかもしれませんしね。
この、思考、感情のゼロ化をママとすることでも、子供たちの「見てもらえた」「聞いてもらえた」という満足感になっているのかな、という気もしました。
ゼロ化を体感しませんか?
子供たちにも簡単にできる動きです。
日常のあらゆる場面で大活躍の技術です。
でも、やり方を聞いただけでは、いざやろうとしても「これであってるのかな?」「こういう時はどうするのかな?」と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私の実例を見ていただいて、もし同じように、感情をリリースできるようでしたら、嬉しいです。
やってみたけどよくわからないな、という方がいらっしゃいましたら、是非コメントくださいね。
早速コメントをいただいた方と、ZOOMでやってみたのですが、大人同士でもとても楽しくできました。
是非、やり方を覚えていただいて、みんなで、気持ちいい日常を送りましょう。
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